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【シャドバビヨンド】『神殺し・アナテマ』シーズンまとめ

はじめに


2026年4月28日に第7弾カードパック『神殺し・アナテマ』がリリースされ、2か月程度が経ちました。

現時点での私の戦績は以下の通りです。

今シーズンも主に「ウィッチ」「ナイトメア」「ネメシス」に触れました。

今回は、『神殺し・アナテマ』シーズンを通して感じたことのや、各クラスの印象についてまとめていきます。

神殺し・アナテマの印象


今シーズンに追加されたカードを単体で見ると、かなり面白い布陣だと思います。特にAFネメシスと秘術ウィッチは、追加カードの方向性が綺麗でした。ただ、後で詳しく触れるように、既存のカードプールとのかみ合いまで含めて見ると、あまり良い状態とは言い切れない気もします。

進化軸しか選択肢がないエルフとウィッチを筆頭に、全体的に進化軸、《天司長の後継・サンダルフォン》に頼りすぎている環境だと感じます。サンダルフォンが追加された第4弾からずっと続いている流れで、正直なところ、環境が硬直している一番の原因にも見えます。次弾では、進化系統を追加しないような調整にも少し期待したいところです。純粋に、そろそろ飽きてきました。

1つ擁護するなら、進化軸は各クラスのコンセプトを大きく邪魔しにくいので、ローテーションが始まった今シーズンにおいては、「全クラスに使えるデッキを1つ以上配る」ための守りの調整だったのかなとも思います。

最弱クラスとなった「ウィッチ」


今のウィッチは、総合的に見るとかなり評価が低いです。
一番言いたいのは、ローテーションという新環境が始まる今弾で、スペルウィッチをきちんと組めるようにしなかったのは、かなり大きな調整ミスではないかという点です。

スペルはウィッチの心臓です。スペルを軸にして、「各デッキタイプのキーカード+強いスペルカード」を組み合わせることで、魔手ウィッチや秘術ウィッチのようなデッキタイプが成り立っていると思っています。

今のように、秘術単体でデッキが組める状況は、デッキ単体で見れば面白いですが、カードの流用が利きにくい分、クラス全体で見るとそこまで望ましい状態ではありません

今後、各デッキタイプの主要カードがスタン落ちするたびに、次の弾でまたそのアーキタイプをメインの追加カードにせざるを得なくなる。そうなると、カード追加による環境調整の幅が狭くなってしまいます。運用としては、普通に避けたほうがよかった選択だと思います。

とはいえ、これはあくまで素人の戯言です。今後の調整で、いいバランスに落ち着いていくことを期待したいところです。

魔手ウィッチ

魔手ウィッチ

もはやネタデッキ枠に落ちた可能性すら感じました。

除去しながらドローを回せるカードが少ないので、マリガンが微妙だと、その時点でかなり厳しくなります。少し噛み合わないだけで、そのまま負けまで持っていかれることも珍しくありません。

戦い方としては、序盤に準備を整えて、中盤からスイッチを入れ、終盤にかけて強気に攻めていくエンハンスロイヤルに近いスタイルです。ただ、序盤の準備が大変なわりに、ミッドレンジ以降の伸びも運に左右されやすく、かなり扱いにくい印象があります。

一番の問題は、勝ちパターンが「《魔恋の慕情・シイム》超進化 → 《旧き天晶・カルギデンスラ》進化or超進化疾走 → 天晶の深淵連打」のほぼ1パターンしか作れないことです。最低限、保険になるサブプランがないと、今後も今の立ち位置から抜け出すのは難しそうです。

秘術ウィッチ

お気に入りのデッキなので、触れないわけにはいきませんね。

下馬評は良かったものの、実際に触ってみると「思ったより強くない」という感じでした。まあ、秘術はずっとそういう立ち位置なので、驚きはありません…。

第4弾から戦い方がずっと変わっていません。《万食のアナテマ・ララアンセム》が進化軸に寄ったことで、より立ち回りについて語ることが少なくなってしまいました。土の管理だけでなく、進化回数も管理する必要があるので、確実に慣れが必要なデッキではあります。

追加カードを見ると、《チャーミングモンスター》と《スウィートエンティティ》、《グラトンスペル》等、顔ぶれはかなり優秀です。これらのおかげで、コントロール性能はかなり上がっています

来シーズンは《アダマントアルケミスト・ノーマン》がスタン落ちするので、回復面はかなり弱くなりそうです。それでも、今のカードプールだけで見ても、まったく戦えない布陣ではないと思います。

ベストな調整が続く「ネメシス」


今シーズンは、ドラゴンと並んでネメシスが理想的な調整をしてもらったクラスだと思います。使えるデッキの幅が広いうえに、デッキ毎のコンセプトもしっかり確立されていて、触っていて非常に楽しいクラスです。

破壊ネメシス

使用感としては、破壊ネメシスだけが安定して勝率を維持できるかなという肌感です。進化ネメシスとAFネメシスは、回復があるクラスに対して押し切れない場面が多く、どのクラスと当たるかによって、勝率がかなり大きく変わる印象です。

AFネメシス

AFネメシス

望んでいたAF強化が来ました。調整も上手いですし、かなり嬉しい追加でした。

一方で、《アーティファクトカタパルト》や《マインドアーツ・カルラ》など来シーズンでスタン落ちするカードが多いので、正直そこは心配です。今の立ち位置がこのまま続くのかどうかは少し気になります。

攻略サイトなどではTier1として紹介されていることも多いですが、個人的には全然ウソな気がしています。回復があるデッキには、なかなか勝てません。ビショップや進化ナイトメアには何もできないですし、秘術も序盤の盤面合戦で負けると封殺されて終わります。

一番モヤっとするのは、コントロール気味に戦っても、最終的に《イクシードアーティファクトΩ》が顔に走れなくて詰むことが多い点です。攻め切る手段が見えているようで、実際にはかなり細い印象があります。どちらかと言えばアグロ寄りのデッキと言っていいでしょう。

追加カードを見ると《虚刻のアナテマ・スカーレット》を筆頭に、《ワイルドキャスター》や《ストリートラン》などがかなり優秀です。どのデッキに入れてもサブプランとして使いやすく、AF強化にとどまらない良いカード群だと思います。

個性を失いつつある「ナイトメア」


使えるデッキの幅が広いクラスですが、ネメシスと違ってデッキ毎のコンセプトが薄く、使っていてあまり面白さを感じません。カードパワーが強いだけで、デッキとしての完成度で見ると微妙。正直、ランプ要素がないドラゴンを使っているような印象です。

唯一、クラス独自のコンセプトとして見られたモードナイトメアも、《双輪夜行・ギンセツ&ユヅキ》がスタン落ちするので、もう終焉かもしれません。
新たなデッキタイプとして、ミルティオナイトメアが芽を出しかけていたものの、ナーフが相次いで淘汰されました。これは純粋に、調整があまり上手くなかったなと思います。

来シーズンは、《カースパーティー》や《蝙蝠の使役》といった序盤を支える重要カードがスタン落ちします。どういったカードが入れ替わりで追加されるかは注目です。

さいごに


環境全体で見ると、進化軸が何シーズンにもわたって中心に居座っていて、さすがにマンネリ化しています。ローテーションが始まったとはいえ、現状がこの状態なので、来シーズンもサンダルフォンは普通に活躍しそうです。

特に「エルフ」と「ウィッチ」には、進化軸以外でクラス独自の戦えるデッキを追加してほしいところ。「ビショップ」に関しては、《霧巻花・クキシロ》がもう少し環境に入り込めるような工夫が必要だと思います。

次の調整、かなり期待しています。
それでは、皆さんも楽しいシャドバライフを!