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広告の名著『アイデアのつくり方』が説く|論理的にひらめきを導く方法

はじめに


アイデアは人生を豊かにします。
仕事に限った話ではなく、趣味などのプライベートな場面でも、アイデア次第で得られる結果は大きく異なります。

では、そのアイデアはどうやって手に入れるのでしょうか

アメリカの広告業界で活躍した伝説的な広告マンである”ジェームス・W・ヤング”が著した超ロングセラーの本書から、アイデアの本質とそのつくり方を学んでいきましょう。

今回は、CCCメディアハウスから1988年3月に発行された「アイデアのつくり方」を読んだので、その内容をまとめてみました。

アイデアの原理


アイデアの原理は以下の2つです。

  • 既存の要素の新しい組み合わせ

  • 物事の関連性を見つけ出す能力に依存する

アイデアの原理

つまり、アイデアとはすでに存在する要素を新たに組み合わせることにほかなりません。
その組み合わせを発見するためには、異なる要素同士の間に関連性を見出す力が求められます。

そのため、アイデアを生み出すには、既存の要素を幅広く認知していると有効です。

さらに、物事のつながりを見つけ出す力に長けていれば、限られた要素からでも複数のアイデアを導き出すことが可能になります。

アイデアをつくる流れ


アイデアをつくる流れは以下の通りです。

  1. 資料を集める

  2. 資料の咀嚼

  3. 情報の消化

  4. アイデアが生まれる

  5. アイデアを具体化する

アイデアをつくる流れ

こうして見てみると、意外にもシンプルな流れでアイデアは生み出されることが分かります。

中でも「資料を集める」という最初の工程は、軽視されがちです。
しかし、ここが後のすべての工程の土台になるため、意識して力を注ぐべき重要なステップです。

また、時間がないと「情報の消化」もつい飛ばしてしまいがちですが、じっくり時間をかけて向き合うことで、思いもよらない視点からアイデアが膨らむこともあります。

焦らず、時間と愛情を込めてアイデアを育てることが大切と言えます。

より良いアイデアにするために


より良いアイデアにするために

著者のヤング氏は、「経験」や「言葉を知ること」が、アイデアを広げるうえで大いに役立つと述べています。

「経験」は、直接的なものに限らず、間接的な経験も含まれるとされています。

そして、「言葉を知ること」の重要性を踏まえると、読書はまさに、経験と言葉の両方を養う手段として、アイデアを広げるうえで非常に有効だと言えるでしょう。

さいごに


本書は、わずか約60ページという非常にコンパクトな一冊です。

その分、要点が明快にまとめられており、難解に感じる部分や途中で飽きてしまうこともありません。

全ての本がこれくらいシンプルだったらいいのに、と思わず願ってしまうような読みやすさでした。

参考サイト